FEATURE
ブルーナボインの、自慢の財布
・・・と、そんな自分の姿を想像してみる。
そして現実に戻り、すっかりくたびれている財布に目を落とす。これじゃあ理想の姿には程遠い。そろそろ買い替え時だ。
でも、新しい財布に、一体何を選ぼう?
・・・こんな悩みを持つみなさんに、今回は特に読んでいただきたい。
財布の買い替えって、意外と難しい。出来るならなるべく長く大事に使いたいし、エイジングだって楽しみたい。毎日持つものだから飽きがこない方がいいけど、だからといって普通だと面白くない。それに、前の財布との兼ね合いもあるから、色にも値段にも、ある程度希望がある…
そんなことを考えていると、ドンピシャなものなんてない気がして、うんざりしてしまう。
だから、財布探しに出掛ける腰がなかなか上がらないのだ。
そこでエアエイジがご紹介したいのが、洋服ではすっかりお馴染みの〈ブルーナボイン〉の財布だ。
レザーの種類は、クロコとパイソン、スエード、ホースハイドにゴートスキン。いわゆる一般的な牛革でなく、エキゾチックレザーが揃っていることがまず特徴的だ。
カタチは普通といえば普通なんだけど、そこはさすが〈ブルーナボイン〉。革質ごとに異なるカラーリングはもちろん、滑らかなジップから覗く内側とのコントラストなど、キラリとセンスが光る。
そして持ち手には、100年以上前のアンティークビーズがランダムに施されている。昔のものと、今のもの。目に見えないけど、これもまた美しいコントラストだ。物が持つ思想というか、奥行きを感じる。
使うたびに嬉しくなる、自分のとっておき。まさに、大人の楽しみ。
丈夫で艶っぽいホースハイドか
あたたかく素朴なスエードか
優しく品のいいゴートスキンか
気高く滑らかなクロコか
ウロコの濃淡が、ため息の出るほど美しいパイソンか・・・
お洋服を合わせるように、鏡で合わせてみてはどうだろう。
手にすっと馴染むだけでなく、あなた自身に溶け込むようなデザインのものが、〈ブルーナボイン〉の財布にはきっとあるはずだ。
多分財布って、ただの自己満足。だけど、毎日をとても豊かにするものだ。
これだけの小さな面積に、自分の「好き」がぎゅっと凝縮されているんだから。
その時には革に触れて、あの色もこの色も試着して、それにビーズの配列も見比べて…そうやってこだわりにこだわって決めよう。
会計時、鞄やポケットからスッと取り出す、ブルーナボインの自慢の財布。革質も、色もカタチも、こだわって探した甲斐あって、抜群に自分に似合っている。・・・
BRU NA BOINNE HP
文:山田ルーナ